ポセイドン、地上侵攻の準備を開始
ゼウスの消失を知ったポセイドンは、地上の主神の座をアテナから奪うべく準備を開始する。そのため七つの
海から屈強の戦士たちが集められ、のちに海闘士(マリーナ)と名づけられる。
海の主神・ポセイドン
ポセイドンは海底に王国をつくりあげるがつねに地上の支配をも夢みていた。ギリシア神話では、ポセイドン
はいろいろな生き物を作り出す才能があったとされている。これは、海闘士の鱗衣(スケイル)をさしたエピソードが後
に変形したものと考えられる。
ポセイドンの地上侵攻(第一次聖戦)
大地の主神たることを望む、海の主神・ポセイドンは、アテナの治めている地上へ侵攻を開始する。
ポセイドンの戦士・海闘士たちの圧倒的な戦闘の能力の前に、地上の戦士たちはなすすべもなかった。
この時、ハーデスは、冥界の奥底で地上の惨状をながめていたといわれている。
無敵の戦士・海闘士
海闘士がその身にまとう鱗衣と呼ばれる鎧はオリハルコンによって作りられており、地上のいかなる武器も寄せつけない。
地上には海闘士の拳をふせぐ防具もなかったために、地上の戦士たちは、海闘士に破れていったのだ。
城塞宮・アトランティスの完成
ポセイドンは、地上侵攻の拠点として、大西洋上に巨大な城塞宮・アトランティスを作り上げる。このアトラン
ティスの完成によって、ポセイドンの地上侵攻は、より激しいさにを増していた。
城塞宮アトランティス
ポセイドンの作りあげた巨大な海上城塞で、そのケタ外れの巨大さから大陸宮とも呼ばれている。その鉄壁
の防御力は 「いく万の兵士を用いても徒労に終わるであろう」といわれていた。その存在はアトランティス大陸と
して後世に伝えられている。
聖戦とは?
ポセイドンの地上侵攻以後神神の意志を発現させた勢力による争いを聖戦と呼ぶ。聖戦は、この世に邪
悪がはびこる時、アテナの降臨をもってその前段階をむかえ教皇の命に従えって各地の聖闘士が
聖域(サンクチュラリ)へと結集する。聖戦は、およそ250年ごとにくりひろげられているらしい。 聖戦に関するの知識
を継承しているといわれる黄金聖闘士のシャッカ
神神の熱き戦い......。 それが聖戦なのだ!!