[『月刊コミック特盛聖闘士星矢総集編天馬星座(ペガサス)飛翔編』には大聖戦史を掲載した、その文章はCOSMO SPECIALの文章より もっと追加した段落がある。 僕はその追加した部分がここに掲載。

SPECIAL THANKS: Igor Marinhoさんはの『月刊コミック特盛聖闘士星矢総集編天馬星座(ペガサス)飛翔編』をスキャニングしました。 Allan Montenegroさんはそのスキャンを僕に送った。]
 

大聖戦史、Extra 

謎に包まれた神衣(カムイ

    ゼウスを筆頭としてオリンポス12神は、神衣と呼ばれる鎧をその身にまとっていたと

される。 この神衣についてはまだ謎が多く、その実体は明らかにされていない。



地上界の覇権を巡る神々たち

アテナ

    地上界を父ともいうべきゼウスから託された戦いの女神アテナ。地上界を愛する気持ちは

強く、そのためには天空の神々との戦いも辞さない覚悟を決めている。

ハーデス

       
    冥界の王であるハーデス。 その肉体を冥界の果てにあるエリシオンに安置し、魂のみ

の存在として地上侵攻の機会をうかがっていた。 海王との戦いで、アテナの封印の効力が

失ったのを機に聖域に対して攻勢をかける。

ポセイドン

    海界の王であるポセイドン。 カノンの企みで、早すぎる覚醒を迎え、地上界を水没

させて浄化しようとする。海底神殿の戦いの後、その魂は再び眠りについている。

                                                                                    
    聖戦においては、神々もその戦場に赴くことも少なくなく、どちらかが封印されるまで戦いつづけていたと

される。 封印の効力が解けるたびに新たな聖戦が始まるのだ。



神の意志を宿した者たち

    神々の意志をその体に宿した者は人々からとあがめられていた。 ゼウスが天上界に

消えたとき、ほかの神もこれに従い、そのほとんど地上界から姿を消している。 この神々が

帰還する時、新たなる戦いが始まるとされているが・・・。

前聖戦

    243年前に冥王ハーデスとの間で勃発聖戦はこれまでの聖戦とは比べ物にならないほど

壮絶のものとなり、聖域は、そのほとんどの聖闘士を失い、その復興に力をそそぐことを余儀

なくされる。 その傷跡は243年という月日をもってしても完全に癒えること無かったと

される。

前聖戦の傷跡

    過去の聖戦でも例がないほど多くの聖闘士が戦いに参加したといわれる前聖戦。 この

戦いで生き残った聖闘士は、後に教皇となる牡羊座のシオンと、五老峰の監視者となる

天秤座の童虎の2名だけであった。


聖域(サンクチュアリ)の浄化

    地上にアテナが降臨した時、聖域に悲劇が訪れる。黄金聖闘士のひとり、サガの反乱で

ある。 サガは、教皇を亡き者し、これになり代わると、アテナの殺害を企てる。 このサガ

の企みは、アイオロスによって助け出されたアテナが率いた聖闘士たちによって一応の終息を

見るが、それは来るべき聖戦のプロローグにすぎなかった。


新たなる聖戦 そして・・・・・・・・・

    早過ぎる海王ポセイドンの覚醒を引き金にして、ついに冥王ハーデスの軍団が復活。 

ついに地上の運命を賭けた聖戦が始まる。

    この戦いで、アテナを守る聖闘士は、その命を燃やしてハーデスを粉砕。 ふたたび光あ

ふれる世界を取り戻す。

    だが、これは、新たな戦いが訪れるまでのつかの間の安らぎに過ぎない・・・。


そして伝説は続いて行く・・・。


 

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